演題

OP-176-1

大腸癌合併潰瘍性大腸炎に対する外科治療の変遷と成績

[演者] 内藤 正規:1
[著者] 中村 隆俊:1, 小倉 直人:1, 山梨 高広:1, 三浦 啓寿:1, 筒井 敦子:1, 佐藤 武郎:1, 渡邊 昌彦:1
1:北里大学外科

【対象・目的】大腸癌合併例潰瘍性大腸炎(UC)に対する手術適応の変遷と治療成績を検証する.1998年から2013年までの169例を対象とした. 【結果】癌・異型例は癌が15例,異型5例であった.平均年齢は49.9±16.0歳,平均罹病期間は14.7±6.7年であった.時期を前期・中期・後期に分類すると13.0/5.4/18.2%と癌・異型例は増加傾向を示した.大腸亜全摘 + IAA/IACA/APRが各8/2/7例であり,結腸全摘+IRAおよび結腸部分切除,人工肛門造設が各1例であった.Lapが7例,HALSが4例,Openが9例であった.Stageは0/I/II/IIIa/IIIb/IVが各3/2/3/2/1/3例であり,肉眼型はType0-Isp/0-IIa/2/3/5が各1/4/1/3/4であった.Type5では4例(80.0%)に背景粘膜のp53遺伝子変異を認めた.2例に再発,5例に原病死を認めた.【結語】長期経過例の増加により癌・異型による手術症例の比率が増えていた.高度進行癌の予後は悪いため早期発見のためのサーベイランス内視鏡が重要である.
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