演題

OP-174-7

閉塞性イレウスを来した大腸癌に対する大腸ステント留置の功罪

[演者] 真崎 純一:1
[著者] 石橋 雄次:1, 末松 友樹:1, 須田 寛士:1, 高橋 深幸:1, 齋藤 洋之:1, 大森 敬太:1, 若林 和彦:1, 伊藤 豊:1
1:国立病院災害医療センター消化器乳腺外科

(目的)大腸癌によるイレウスの治療は人工肛門造設などが標準的であったが、2012年より消化管ステントが保険収載され、術前に大腸ステントを留置し一期的根治術が施行されるようになった。大腸癌による閉塞性イレウスを来し、根治術を施行した症例を検討した。(対象・方法)過去10年間で大腸癌によるイレウスを来たし、根治術を施行した25症例をA:緊急人工肛門造設群(18例)B:大腸ステント留置群(7例)に分け以下を検討した。①総入院期間②初回治療から根治術までの期間③閉塞性大腸炎解除までの期間④diverting stoma造設率⑤合併症⑥手術関連死(結果)A群vsB群の比較(平均値)①61日vs25日②38日vs29日③6.4日vs10.3日④28%vs14%⑤61%vs28%⑥5%(1例のみ)vs0%(結論)大腸ステントを留置し一期的根治術を施行することは、人工肛門造設と比し、患者の負担が少なく、より安全に根治術を施行できる。留置が可能であれば積極的に選択すべき方法である。
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