演題

SY-10-2

Acute Care Surgeryに求められる外科手技

[演者] 加地 正人:1
[著者] 八木 雅幸:1, 吉川 俊輔:1, 遠藤 彰:1, 小島 光暁:1, 本藤 憲一:1, 安池 純士:1, 森下 幸治:1, 岡 智:1, 中島 康:1, 村田 希吉:1, 相星 淳一:1, 大友 康裕:1
1:東京医科歯科大学救命救急センター

本邦における外傷死亡数の推移は、日本外傷データバンクでは2005年より下降をたどっている。しかし、予測生存率50%以上の軽傷例では改善しているが、予測生存率50%未満の重症例やショックインデックス1以上の症例では改善を認めず、外科的介入群でも成績は改善していない 1) 。この事は、より重症で早期に外科的介入を要する症例に対して、早期から的確な外科的介入によって、さらなる予後改善が期待できる。と解釈できる。一方で重度外傷例の減少や非手術的治療の普及から、医師一人の経験できる重症外傷例の初期診療や臓器修復、多発外傷のプライオリティーを学ぶ機会は激減している。そこで2005年米国外傷外科学会が提唱したAcute Care Surgeryを当科でも導入し、外傷手術の不足を補完するために急性腹症や血管緊急症の手術によって外科的手技の維持、向上を図っている。しかし、外傷手術トレーニングコースや各臓器専門外科へのローテションを含めたカリキュラムの充実が求められる。本発表では、外傷症例、急性腹症などの動画と教室のAcute Care Surgeon育成の取り組みを紹介したい。1) Kenichi Hondo, et al. In-hospital trauma mortality has decreased in Japan possibly due to trauma education. J Am Coll Surg.2013; 217: 850-857.
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