演題

OP-172-8

待機的大腸手術患者に対するホエイペプチドの有用性に関する臨床研究

[演者] 荒川 敏:1
[著者] 守瀬 善一:1, 冨重 博一:1, 川辺 則彦:1, 永田 英俊:1, 川瀬 仁:1, 伊勢谷 昌志:1, 今枝 義博:1, 梅本 俊治:2
1:藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院外科, 2:冨田病院外科

【目的】我々はpilot studyとして待機的大腸手術症例に対し周術期における免疫調節経腸栄養剤(IMD)投与としてMEIN(商品名)が安全に投与可能かを検討した。【対象】2013年4月から2014年8月までに、当科で腹腔鏡下大腸手術を施行した44例を対象とした。【方法】ランダムにIMD群16例、対象群28例に割りつけた。IMD群は手術7日前からMEINを摂取し、手術当日朝にもMEINを摂取。術後1日目から7日目までMEINを摂取した。両群ともに手術前日からは絶食とし、点滴を行った。食事は両群ともに術後4日目から開始した。【結果】手術直前の遊離脂肪酸値がIMD群で低値であり差を認めた(P<0.001)。その他の項目では差を認めなかった。合併症はIMD群が肺炎1例、創感染1例など、対象群が創感染3例、腸閉塞3例などであった(重複あり)。両群間で合併症発生と術後在院日数に差を認めなかった。【結論】IMD(MEIN)は周術期に安全に投与することが可能であった。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版