演題

OP-172-6

Fast track surgeryに基づいた新規大腸切除クリニカルパスの光と影

[演者] 小川 克大:1
[著者] 清水 健次:1, 山村 謙介:1, 尾崎 宣之:1, 岩槻 政晃:1, 田中 秀幸:1, 杉山 眞一:1, 緒方 健一:1, 土居 浩一:1, 高森 啓史:1
1:済生会熊本病院外科センター

【背景と目的】Fast track surgeryに基づいた新規大腸切除パスを導入したのでその有効性と安全性について検討した。【対象と方法】2012年4月から2014年8月までに外科的切除を施行した大腸癌214例を対象とした。①従来型パス使用期(前期)、②術前絶飲食ガイドライン導入期(中期)、③新規パス使用期(後期) の3期に分け患者背景、手術関連因子、飲水・経口摂取開始日、輸液量、在院日数、合併症をretrospectiveに比較検討した。【結果】前期/中期/後期=50/148/16であった。男女比は有意差無く、年齢は後期が高齢の傾向であった。手術関連因子は有意差を認めなかった。飲水・経口摂取日は後期が有意に早く、術後輸液量は後期が少ない傾向にあった。術後合併症は後期は肺炎が有意に多かったが、在院日数に有意差を認めなかった。【結語】新規大腸切除パスは、早期飲水・早期経口摂取、術後輸液量軽減に有用であるが、高齢者の術後誤嚥性肺炎対策が必要である。
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