演題

OP-172-3

結腸癌手術におけるFast-track surgeryの現状と今後

[演者] 樅山 将士:1
[著者] 石部 敦士:1, 大田 貢由:2, 諏訪 雄亮:1, 鈴木 紳祐:1, 諏訪 宏和:1, 渡邉 純:3, 小坂 隆司:1, 渡辺 一輝:4, 秋山 浩利:1, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 2:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 3:横須賀共済病院, 4:NTT東日本関東病院外科

目的:結腸癌症例におけるFast-track surgery(FTS)の現状について検討する.対象と方法: 2008年から導入したFTSは2011年に改良を加え、段階的に導入した。2008年から2013年までの結腸癌症例1258例中,stoma造設,他臓器合併切除例を除外した1108例を対象とした. 2010年までを前期群,2011年からを後期群とし,Propensity Scoreによるcase-matchを行い,短期の有効性について検討した.術前にアミノ酸を加える臨床試験 も施行した. 結果:両群とも316例が抽出された.術後合併症率は差を認めなかったが, 合併症のない症例の術後在院日数は前期群8.5日,後期群7.8日(p<0.01)と短縮された.アミノ酸加栄養剤を投与した例では,インスリン抵抗性が術後 3 日目には術前値まで改善した.結語:結腸癌手術におけるFTS導入は段階的に安全に行われ,術後在院日数の短縮に有効であった.また術前アミノ酸加栄養剤投与は,インスリン抵抗性の早期改善が期待できる.
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