演題

OP-171-3

前治療のある肝細胞癌に対する肝切除の検討

[演者] 雨宮 秀武:1
[著者] 松田 政徳:1, 渡邉 光章:1, 川井田 博充:1, 河野 寛:1, 藤井 秀樹:1
1:山梨大学第一外科

【目的】前治療のある肝細胞癌切除症例について検討した.【方法】2008年1月から2012年12月まで肝切除が施行された肝細胞癌症例は164症例であり,前治療なし121例,前治療あり43例(1回:27例,2回:12例.3回以上:4例)であった.【結果】初回群,2回目群,3回目群の5年無再発生存は30.8%,40.8%,12.5%,5年全生存率は81.5%,77.5%,51.9%であり,初回群,2回目群で良い傾向であった.2回目群の初回治療は,肝切除16例(R群),肝切除以外の治療11例(NR群,FRAが4例,肝動脈塞栓術が7例)であった.R群において,初回治療から2年以上経過している症例が多かった.2回目治療からの無再発生存,全生存に有意差はなかったが,3年無再発生存率はR群64.2%,NR群25%であった.また,初回治療からの全生存は有意にR群で良好であった. 【考察】再発肝細胞癌に対し,肝切除は長期予後の期待できる治療であると考えられた.初回治療における肝切除の重要性が示唆された.
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