演題

OP-171-1

肝移植を含めた血行再建を伴う肝胆膵手術の虚血再灌流障害回避に向けた取り組み

[演者] 高村 博之:1
[著者] 中沼 伸一:1, 林 泰寛:1, 田島 秀浩:1, 宮田 隆司:1, 的場 美紀:1, 廣瀬 淳史:1, 柄田 智也:1, 岡本 浩一:1, 酒井 清祥:1, 木下 淳:1, 牧野 勇:1, 尾山 勝信:1, 中川原 寿俊:1, 宮下 知治:1, 楯川 幸弘:1, 二宮 致:1, 北川 裕久:1, 伏田 幸夫:1, 藤村 隆:1, 太田 哲生:1
1:金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科

血行再建を伴う肝胆膵手術において我々が行っている虚血再灌流障害対策とその有効性について報告する.【虚血再灌流障害対策】①小腸免疫強化.②MAL療法,PDE-III阻害薬,PGE1,PGI2による血管内皮細胞強化と保護,血管外血小板凝集・活性化抑制.③Sivelestatによる好中球活性化・NET形成抑制.④人工膵臓による血糖管理.⑤Ischemic preconditioning(IPC).【我々の研究成果報告】①IPCがマウスの実験や血行再建を伴う肝胆膵手術で虚血再灌流障害を軽減する.②肝のVOD/SOSと虚血再灌流障害は共通した病態であることを見出し,その対策としてPDE-III阻害薬が有効である.③Sivelestatが好中球の活性化と浸潤を抑制することで肝の虚血再灌流障害を軽減する.④肝移植において人工膵臓による血糖管理が術後の速やかな回復に寄与する.【結論】腸管免疫強化,血管内皮細胞強化と保護,抗血小板療法,抗好中球対策は肝虚血再灌流障害を軽減する.
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