演題

OP-170-7

肝細胞癌切除症例におけるサルコペニアと予後の相関

[演者] 高橋 道郎:1
[著者] 大場 範行:1, 京田 有介:1, 金本 秀行:1, 大島 健志:1, 間 浩之:1, 永井 恵里奈:1, 瀧 雄介:1, 佐藤 真輔:1, 渡邊 昌也:1, 大端 考:1, 高木 正和:1
1:静岡県立総合病院外科

【目的】今回われわれは術前サルコペニアが肝細胞癌切除後の予後にどのように影響するかを検討した。【対象】当科で2010年1月から2012年12月までに行われた75例の初発肝細胞癌に対する治癒切除症例。【方法】CT横断像における、第3腰椎レベルでの骨格筋面積を測定した。標準化した骨格筋面積が、男性43.1cm2/m2以下および女性41.1cm2/m2以下の場合をサルコペニアと診断した。【結果】標準化した骨格筋面積の中央値は49.1cm2/m2(34.0-72.5)であり、サルコペニアと診断されたのは17名(22.7%)であった。サルコペニア群の3年無再発生存率は21.2%、非サルコペニア群の3年無再発生存率は53.6%であり、統計学的有意差(p=0.0391)を持って、非サルコペニア群の方が良好であった。【結語】術前サルコペニアは、肝細胞癌切除後の予後因子のひとつと考えられる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版