演題

OP-169-7

単発肝細胞癌術後に早期再発症例の臨床病理学的検討

[演者] 下田 貢:1
[著者] 多胡 一馬:1, 白木 孝之:1, 森 昭三:1, 礒 幸博:1, 加藤 正人:1, 窪田 敬一:1
1:獨協医科大学第二外科

目的:HCC切除術後、早期に再発例を経験する.術後6ヶ月以内に再発した症例を早期再発肝細胞癌と定義し,早期再発因子を検討した.方法:2000年4月から2013年2月まで初回治療として肝切除術を施行した単発肝細胞癌193例を対象とし,早期再発群と非早期再発群を比較検討した.結果:早期再発群は39例(20.1%)で無再発生存期間中央値は3.3か月(1.3~6.0か月)であった.単変量解析は、stage III, IV (p=0.0001), 腫瘍径(5.45cm 以上p=0.0001)、GPS 1,2、(p=0.036), NLR 1.829以上,(p=0.001), PIVKA-II値(1240 mAU/ml以上、p=0.0001)、AFP値(250 ng/ml以上、p=0.0001)、手術時間(288分以上、p=0.002), 術中出血量 (783 ml以上、p=0.001)が危険因子で、多変量解析では、GPS 1、2(p=0.033), 、AFP値250 ng/ml以上(p=0.0001)が危険因子となった。結語:術前GPS、AFPの高い症例は早期再発リスクが高く,術前後の補助療法を考慮する必要があると思われる.
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