演題

OP-169-3

肝細胞癌術後早期再発予測因子としての腫瘍マーカー腫瘍ボリューム比の意義

[演者] 吉沢 あゆは:1
[著者] 野田 弘志:1, 渡部 文昭:1, 清崎 浩一:1, 宮倉 安幸:1, 鈴木 浩一:1, 高田 理:1, 辻仲 眞康:1, 齋藤 正昭:1, 谷山 裕亮:1, 田中 宏幸:1, 井本 博文:1, 力山 敏樹:1
1:自治医科大学さいたま医療センター外科

【目的】肝切除術を施行した肝細胞癌(HCC)の術前腫瘍マーカー値、腫瘍ボリュームと術後早期再発との関係を明らかにする。【方法】対象は2008年1月から2013年8月までに、当科で初発肝細胞癌に対して切除を行い、かつ術前のAFP、PIVKA-Ⅱ値、腹部造影CT検査で腫瘍ボリューム(volume)を測定し得た59例。腫瘍マーカー値を腫瘍ボリュームで除した値と(AFP/volume、PIVKA-Ⅱ/volume)、術後再発の有無、再発時期との相関を後方視的に検討した。【結果】術後1年以内の早期再発患者は12例、1年以降の再発患者は11例、2014年8月時点で未再発患者は36例であった。早期再発患者とそれ以外の患者とを比較すると、PIVKA-Ⅱ/volume値は前者で有意に高値(p=0.01)であった。また再発患者23例に限って検討すると、PIVKA-Ⅱ/volume値と再発月数には有意な相関(p=0.03)を認めた。【結語】PIVKA-Ⅱ/volume値はHCC術後早期の再発予測、再発時期の予測に有用である。
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