演題

OP-168-8

胆道閉鎖症術後患児でのアシアロ肝シンチによる肝予備能の検討

[演者] 升井 大介:1
[著者] 浅桐 公男:1, 倉八 智宏:1, 靏久 士保利:1, 坂本 早希:1, 吉田 索:1, 橋詰 直樹:1, 七種 伸行:1, 石井 信二:1, 深堀 優:1, 田中 芳明:1, 八木 実:1
1:久留米大学小児外科

肝99mTc-GSAシンチグラフィを行った胆道閉鎖症患児20症例を対象に,術後1,3,5年におけるHH15,LHL15値について胆管炎等の続発症の有無での推移,また自己肝生存群と移植移行群の2群間における比較検討を行った.【結果】自己肝生存群のHH15値は,1年:0.521±0.119,3年:0.45±0.111,5年:0.515±0.085,移植移行群は1年:0.536±0.080,3年:0.583±0.098,5年:0.584±0.039.LHL15値は自己肝生存群で1年:0.942±0.073,3年:0.941±0.026,5年:0.943±0.019,移植移行群は1年:0.910±0.044,3年:0.898±0.044,5年:0.875±0.038.両群においてHH15値とLHL15値の経年的推移に有意な増悪はなかったが,続発症を認める症例では発症を契機にHH15、LHL15値の変動を認めた。両群の比較で術後年のいずれでも自己肝生存群では移植移行群よりHH15値は低く,LHL15値は高い傾向にあった.【結語】胆道閉鎖症術後患児の肝予備能の把握に非侵襲的な肝99mTc-GSAシンチグラフィの有用性が示唆された.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版