演題

OP-168-7

右門脈塞栓術における非塞栓肝肥大効果に関する塞栓術前予測因子の検討

[演者] 岡留 一雄:1
[著者] 林 洋光:1, 遊佐 俊彦:1, 坂本 悠樹:1, 東 孝暁:1, 坂本 慶太:1, 坂田 和也:1, 岡部 弘尚:1, 新田 英利:1, 橋本 大輔:1, 近本 亮:1, 別府 透:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【はじめに】右門脈塞栓術後の左肝肥大効果の術前予測因子について検討した。【対象と方法】2006年から2014年に右門脈塞栓術を行った74例中、評価困難であった16例を除いた58例が対象。男女比は44:14。45例が肝細胞癌。肝肥大効果は術前後でのCT-volumetryで評価した。【結 果】左肝体積は術前後で平均442から585mLへ有意に増大し(P < .01)、増加率は平均で36%であった。塞栓術前因子ALP値が体積増加率と有意な負の相関関係を認めたが、年齢, Alb, Bil, AST, ALT, 胆汁酸, PT活性値などは関連なかった。また、術後3日目の胆汁酸濃度上昇は左肝体積の増加率と有意な正の相関関係を認めた。【考 察】塞栓術前ALP高値は右門脈塞栓術後の左肝肥大効果不良の術前予測因子であり、術後3日目の胆汁酸濃度上昇も合わせて確認することは肝肥大効果予測に有用と考えられた。
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