演題

OP-168-1

原発性肝癌症例における残肝ICGKによる肝不全予測—残肝予測ICGKと術後ICGK値の関連

[演者] 杉本 博行:1
[著者] 猪川 祥邦:1, 堀田 佳宏:1, 間下 直樹:1, 浅田 崇洋:1, 末永 雅也:1, 高見 秀樹:1, 神田 光郎:1, 山田 豪:1, 岩田 直樹:1, 小林 大介:1, 田中 千恵:1, 中山 吾郎:1, 藤井 努:1, 小池 聖彦:1, 藤原 道隆:1, 野本 周嗣:1, 小寺 泰弘:1
1:名古屋大学消化器外科

【目的】術後肝不全発生例からみた残肝ICGK(remK)と術後ICGK値(postK)の関連を検討,remKによる肝予備能評価の意義と問題点につき報告.【方法】原発性肝癌切除97例を対象.ISGLS GradeB/Cを肝不全(HF)群として検討. 【結果】HF群でICGK 0.140±0.059/min, remK 0.086±0.026/minで非HF群と比し有意に低値(p=0.014, p=0.0003).HF群のF3/4症例は11例(78.6%)で有意に多い(p=0.0091).remK別ではremK≦0.08群でHF7例38.9%で有意に発生率が高い(p=0.0011).肝線維化の有無とremKで検討するとremK≦0.08群中F3-4症例では9例中6例67%でHFが有意に多く発生(p=0.0156).postKはHF群で0.077±0.026/minであり非HF群と比し有意に低値(p=0.0002).postKをremK≦0.08群で検討するとF3/4症例ではF0-2症例に比し有意に低値(0.083±0.020/min vs. 0.141±0.024/min, p=0.0090).【結語】remKは肝予備能評価として有用だが肝線維化評価を加えて検討する必要がある.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版