演題

OP-167-7

肝細胞癌切除症例による組織学的肝線維化予測に関する検討

[演者] 見城 明:1
[著者] 佐藤 直哉:1, 木村 隆:1, 穴澤 貴行:1, 芳賀 淳一郎:1, 渡邊 淳一郎:1, 菊池 智宏:1, 後藤 満一:1
1:福島県立医科大学臓器再生外科

【背景】肝線維化の程度を予測することは術後肝不全をはじめとする、術後合併症を回避するために重要である。【目的・方法】2009年~2013年に肝切除術を施行した肝細胞癌症例85例を対象とし、背景肝の組織学的肝線維化と術前因子との相関をretrospectiveに検討・評価することを目的とした。【結果】男/女:60/25, 年齢:38-86 (中央値 71才)。HB/ HC/ HB&H /nonB nonC = 13/ 42/ 5/ 25、Metavior score 0/ 1/ 2/ 3/ 4=11/ 12/ 15/ 17/ 30。組織学的肝線維化と相関を有する因子は、LHL15 (r=-0.406), HH15 (r=0.556), ヒアルロン酸(r=0.444), 血小板数(r=-0.531),であり、多変量解析の結果F3以上を予想する因子は血小板数(≦13.1万/mm3)であった。【結語】肝細胞癌症例に対する肝切除を計画する際は、血小板数等の組織学的肝線維化評価 を加味した慎重な術式決定が必要である。
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