演題

OP-167-3

EOB-MRIおよび3D-CT volumetryを用いた新たな肝予備能評価の意義

[演者] 伊藤 心二:1
[著者] 調 憲:1, 栗原 健:1, 吉田 佳弘:1, 冨野 高広:1, 今井 大祐:1, 別城 悠樹:1, 王 歓林:1, 木村 光一:1, 中川原 英和:1, 松本 佳大:1, 武石 一樹:1, 播本 憲史:1, 山下 洋市:1, 池上 徹:1, 吉住 朋晴:1, 川中 博文:1, 池田 哲夫:2, 前原 喜彦:1
1:九州大学消化器・総合外科, 2:九州大学先端医工学診療部

【目的】EOB-MRI、3D-CT volumetryに着目し、肝細胞癌に対する肝切除における肝予備能および機能的残肝容積の有用性について検討を行った。【対象】当科にて施行した肝細胞癌に対する肝切除99例を対象とした。【方法】EOB-MRIにて残肝部位の造影前および造影20分後の信号強度を測定し、腸腰筋信号強度にて標準化した(Liver-to-Major-Psoas-Muscle Ratio: LMR)。3D-CT volumetryによる残肝容積を測定し、機能的肝容積を測定した。【結果】肝障害度B症例、ICGR15高値症例、組織学的肝硬変症例でLMRは有意に低値であり、肝機能と肝線維化を反映した。区域以上肝切除46例においては、Grade3以上の術後胸水または腹水貯留症例で有意に機能的肝容積が低値であった。【結論】LMRは術前肝予備能評価に有用であった。LMRは肝線維化を反映し、EOB-MRIおよび3D-volumetryを用いた機能的肝容積評価により、区域以上肝切除における術後合併症軽減につながる可能性がある。
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