演題

OP-167-2

99mTc-GSA-SPECTとKICGに基づく肝切除術式決定法の安全性

[演者] 増井 秀行:1
[著者] 貝原 聡:1, 喜多 亮介:1, 阪本 裕亮:1, 木下 裕光:1, 山本 健人:1, 岡田 和幸:1, 三木 明:1, 近藤 正人:1, 八木 眞太郎:1, 橋田 裕毅:1, 小林 裕之:1, 瓜生原 健嗣:1, 細谷 亮:1
1:神戸市立医療センター中央市民病院外科

【目的】術前ICGクリアランスと99mTc-GSA-SPECTに基づく切除術式決定法の安全性を報告する。【対象、方法】術前にK-ICG値とアシアロシンチを測定した76例が対象。K-ICG値とアシアロシンチより求めた機能的残肝率をかけ合わせ残肝の予測K-ICG値(以下Rem-KICG)を求め、Rem-KICGが0.05以上を切除可能の基準とした。【結果】基準に従って肝切除を行った65例の術後肝機能のpeak値(中央値)はT-Bil 1.9mg/dl、PT-INR 1.3であった。Clavien GradeⅢa以上の合併症は4例(6.9%)、全例軽快退院した。本基準と幕内基準を比較したところ、幕内基準適応外の症例は26例(44%)。術後肝機能のpeak値(中央値)はT-Bil 2.1mg/dl、PT-INR 1.26、入院期間13.5日、合併症はClavien GradeⅡ1例,GradeⅢa 1例、術後肝不全を呈した症例は認めなかった。【結語】Rem-KICGに基づく肝切除術式の決定は、術後肝不全を回避する安全な指標であり、肝切除の適応を広げる基準となる可能性がある。
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