演題

OP-167-1

術前肝予備能評価法としての肝アシアロシンチの有用性について

[演者] 千葉 斉一:1
[著者] 若林 大雅:1, 沖原 正章:1, 佐野 達:1, 高野 公徳:1, 島津 元秀:1, 小泉 潔:2, 河地 茂行:1
1:東京医科大学八王子医療センター消化器外科・移植外科, 2:東京医科大学八王子医療センター放射線科

(目的)肝切除後残肝機能予測法として肝アシアロシンチの有用性について検討した.(対象と方法)2007年から2014年までに肝アシアロシンチにて肝予備能を評価し肝切除を施行した107例.GSA投与後15分での肝集積率LU15に,SPECT画像から算出した機能的残肝率を乗じた残肝LU15値が13.0以上を残肝予備能良好とした.(結果)症例はHCC 52例,肝門部胆管癌17例,転移性肝癌15例,CCC 17例, 胆嚢癌4例, その他2例で、術式はHr0:13例,HrS:13例,Hr1:25例,Hr2:48例,Hr3:8例であった.術後肝不全はGrade Bが13例、Grade Cが2例.Grade B以上の術後肝不全の予測因子の検討では、単変量解析で手術時間と残肝LU15が有意であり、多変量解析では残肝LU15のみが有意な予測因子であった. (結語)肝アシアロシンチから算出した残肝LU15は術後肝不全を予測し得る有用な因子である可能性が示唆された。
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