演題

OP-166-7

肝アシアロシンチを用いた肝胆道疾患における肝切除適応評価と術後合併症予測

[演者] 七島 篤志:1
[著者] 阿保 貴章:1, 荒井 淳一:1, 高木 克典:1, 永安 武:1
1:長崎大学腫瘍外科

【目的】肝胆道疾患のmajor肝切除で残肝障害のリスクを評価し重篤な合併症を回避するには単一な試験で評価は困難で、また肝の領域別機能を評価する事も重要である。肝アシアロシンチは最も普及した有用な手段である。【方法】ICGを基準とし切除適応を決定した442例で合併症関連因子を解析し予後予測式を作成した。機能的肝容積を226例で解析した。【結果】合併症に相関した13因子を単変量解析で検出し、多変量解析にて5項目が関連医因子として残り、肝アシアロシンチのHH15はいずれの合併症予測に関連した。回帰解析による予測式ではY>2.5で肝切除関連合併症が、>3で遷延性腹水、>5.7以上で腹腔内SSI、>7.2で肝不全リスクが算出された。肝アシアロシンチの機能的容積評価で従来の基準で切除適応外であった8例中7例で葉切除後の合併症なく良好に経過した。【結論】肝アシアロシンチはmajorな肝胆道疾患の肝切除適応判断および予後予測に有用な検査法である。
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