演題

OP-166-6

アシアロシンチGSA-Rmaxの障害肝併存肝癌切除術における術後肝不全回避のための推定残存肝機能評価

[演者] 坂口 達馬:1
[著者] 海堀 昌樹:1, 近藤 千博:2, 矢野 公一:2, 松井 康輔:1, 石崎 守彦:1, 飯田 洋也:1, 松島 英之:1, 井上 健太郎:1, 權 雅憲:1
1:関西医科大学外科, 2:宮崎大学腫瘍機能制御外科

【目的】術後残肝機能不全を回避するには精密な推定残肝機能評価が求められる.当科でのアシアロ推定残肝機能評価による術式決定を供覧する.【対象】2013年まで当科の原発性肝癌肝切除808例中,葉切除以上術式143例.転移性肝癌肝切除213例中,葉切除以上術式57例【結果】(1) 術前ICGR15<20%でICGR15およびGSA-Rmaxは肝機能因子(AST,T.Bil,Plt,Alb,Che,PT,4型コラーゲ7S,ヒアルロン酸)と有意に相関.術前ICGR15>20%ではGSA-Rmaxは各肝機能因子と有意に相関したが,ICGR15はT.Bilとのみ相関.(2)(3)障害肝で術後肝不全を回避する推定残肝GSA-Rmaxは0.150mg/min,葉切除以上術式で術後合併症を回避する推定残肝GSA-Rmaxは0.250mg/min.(4) PVE後肝切除ではClavien-Dindo Grade IIIの合併症5例.術前Plt低値群で推定残肝GSA-Rmax増加率が低下(P値=0.047).【考察】障害肝ではGSA-Rmaxによる推定残肝機能評価が有用であり,PVE後肝切除の適応基準としても妥当.
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