演題

OP-166-5

アシアロシンチより算出した予測ICGR15を根拠とした肝切除の実際

[演者] 飯野 聡:1
[著者] 迫田 雅彦:1, 上野 真一:2, 南 幸次:1, 樋渡 清司:1, 蔵原 弘:1, 又木 雄弘:1, 前村 公成:1, 新地 洋之:3, 夏越 祥次:1
1:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科, 2:鹿児島大学臨床腫瘍学, 3:鹿児島大学保健学科

【はじめに】ICGR15は術式決定において重要であるが、さまざまな因子の影響をうける。アシアロ(GSA)シンチより算出した予測ICGR15=119−115×LHL15が、ICGR15との解離例で組織学的炎症を示すHAIとより有意に相関することを報告してきた。予測ICGR15を実臨床に使用した経験を報告する。【対象方法】2011年5月から2014年8月にICGR15とGSAシンチを施行した肝切除117例。ICGR15、予測ICGR15それぞれの15%以上を高値、15%未満を低値とし4群に分割。両値の解離例では予測ICGR15に基づき切除量決定。【結果】解離例はICGR15高値・予測ICGR15低値が23例、ICGR15低値・予測ICGR15高値が8例。非解離例では値なりの切除を、解離例では予測ICGR15に基づいた切除を行い問題なく経過。【考察】予測ICGR15により術式を組み立て問題は認めなかった。解離例のうちICGR低値・予測ICGR15高値群は、予測ICG15が真の肝予備能を反映しているとすれば、術式の決定に特に注意を有する。
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