演題

OP-166-3

肝細胞癌術前肝予備能評価としてのICG負荷試験と99mTC-GSAシンチグラフィの特徴

[演者] 高山 裕司:1
[著者] 渡部 文昭:1, 野田 弘志:1, 井本 博文:1, 田中 宏幸:1, 谷山 裕亮:1, 齋藤 正昭:1, 蓬原 一茂:1, 辻仲 眞康:1, 高田 理:1, 鈴木 浩一:1, 宮倉 安幸:1, 清崎 浩一:1, 力山 敏樹:1
1:自治医科大学さいたま医療センター外科

【背景】肝細胞癌術前肝予備能評価としてのICG負荷試験、アシアロシンチと他の肝機能評価因子との相関や、乖離症例を臨床病理学的に検討した報告は少ない。【対象と方法】2007年1月~2014年3月に肝細胞癌術前にICG負荷試験またはアシアロシンチを行った95例。平均年齢67.9歳、男女比7:1でICG負荷試験を94例、アシアロシンチを25例に施行した。アシアロシンチをICGR15に変換した値(GSA値)、ICG負荷試験のICGR15値(実測I値)の両者と、肝機能評価因子(Alb, PT, Plt, T-Bil)や切除肝の肝組織障害度(背景肝)との相関を検討した。乖離症例でも同様に比較検討した。【結果】実測値はPT, Plt, T-Bilが、GSA値ではPTとAlbがそれぞれ有意に相関していた。背景肝と相関関係はなく、乖離症例では血小板が有意に高値な群を認めた。【考察】肝機能評価因子ではPTのみ両検査と相関した。乖離症例の検討では、一因として門脈大循環系シャントが存在した可能性が示唆された。
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