演題

OP-166-2

GSA SPECTと3D-CTを用いた新規術前肝予備能評価法

[演者] 谷口 雅彦:1
[著者] 渡邉 賢二:2, 内田 浩一郎:2, 鈴木 達也:2, 萩原 正弘:2, 小西 奈々美:2, 今井 浩二:2, 川原 敏靖:2, 松野 直徒:2, 古川 博之:2
1:聖マリア病院消化器外科, 2:旭川医科大学消化器病態外科

目的:GSA SPECTと3D-CTを用いた新規の術前肝予備能評価法について検討する。患者と方法:2011年9月から2013年7月までに経験した1区域以上の肝切除症例連続64例を対象とした。術後肝予備能低下(PLD)を術後5日目の総ビリルビン≥3mg/dL、あるいはPT時間<50%、あるいは難治性腹水(+)と定義した。術前にICGR15、GSA SPECTに基づいた肝クリアランス(HC)、3D-CTによる予測残肝率を測定し、これらと術後2、4週目のHCならびに血液生化学検査、さらには在院日数、PLD発生率との関係を検討した。結果:HC×残肝率はICGR15、残肝率と比し、術後HC、血液生化学検査、術後在院日数、PLD発生率に強く相関した。多変量解析ではHC×残肝率は最も強いPLD予測因子であった。PLDを予測しうるHC×残肝率のcutoff値は156(感度88.9%、特異度91.2%)であった。結語:GSA SPECTと3D-CT volumetryを用いた新しい肝予備能評価法は術後肝予備能低下の予測に有用であった。
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