演題

OP-166-1

99mTc-GSAシンチグラフィーとCTの3D fusion画像を用いた残肝機能予測

[演者] 敦賀 陽介:1
[著者] 蒲池 浩文:1, 若山 顕治:1, 折茂 達也:1, 柿坂 達彦:1, 横尾 英樹:1, 神山 俊哉:1, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I

【はじめに】肝切除の安全性向上には、残肝機能の正確な予測が重要である。より正確な残肝機能予測のため、機能的切除率を算出、有用性を検討した。【対象・方法】2013年10月から2014年8月までの間に当科で2区域以上の肝切除を施行した33症例。MDCTから3D画像を作成し、GSAシンチのSPECT画像と合成した。【結果】機能的切除率と体積切除率の回帰直線の回帰係数は1.13、決定係数は0.87と強い相関を示したが、前治療歴のある症例や、Vp症例で乖離がみられる傾向があった。術前PTPEを施行した7例中1例において、PTPE後に残肝側の著明な脂肪化を来し、残肝体積が増大しても、残肝側にGSAの集積が移行せず、体積切除率と機能的切除率が乖離、PTPE後9週でようやく切除に至った症例を経験した。【結語】CT による体積切除率は、機能的にもほぼ妥当と考えられた。しかし肝機能に偏りがある場合もあり、機能的切除率の算出は有用と考えられる。
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