演題

OP-165-6

肝門型および末梢型肝内胆管癌における予後規定因子の検討

[演者] 酒井 宏司:1
[著者] 宮﨑 暁:1, 寺田 立人:1, 代田 智樹:1, 荒居 琢磨:1, 北川 敬之:1, 古澤 徳彦:1, 本山 博章:1, 清水 明:1, 横山 隆秀:1, 小林 聡:1, 宮川 眞一:1
1:信州大学消化器外科

【背景と目的】肝門部胆管に浸潤する肝内胆管癌を「肝門部領域胆管癌」に含めるとする新しい分類が提案されている.今回,上記分類に基づき,肝内胆管癌を肝門部領域胆管癌に相当する肝門型とそこに含まれない末梢型に分類し,予後規定因子を検討.【対象】1993年4月~2014年8月までに当科で肝切除術を施行した肝内胆管癌のうち,肝外胆管癌合併例と胆管内発育型を除いた88例.【結果】年齢中央値67歳(48-85歳).男性52例,女性36例.全体の5年生存率40.8%,5年無再発生存率32.9%.無再発生存期間中央値15.9か月,生存期間中央値31.1か月.肝門型では男性,静脈侵襲,肝内転移が独立した予後規定因子.末梢型では腫瘍径,リンパ節転移が独立した予後規定因子.肝内転移は肝門型6例,末梢型9例に認め, それぞれ2年生存率0%,51.9%,生存期間中央値12か月, 28か月.【結論】肝門型において長期生存例は認めない.肝内転移を有する肝門型肝内胆管癌の手術適応は慎重であるべきである.
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