演題

OP-165-5

肝内胆管癌の切除成績は改善しているか?

[演者] 楊 知明:1
[著者] 波多野 悦朗:1, 山中 健也:1, 田浦 康二朗:1, 安近 健太郎:1, 新田 隆士:1, 森 章:1, 岡島 英明:1, 海道 利実:1, 上本 伸二:1
1:京都大学肝胆膵・移植外科

【目的】肝内胆管癌切除症例を前期/後期に分けて検討し,今後の課題を明らかにする.【対象と方法】1993年1月より2013年12月までの肝内胆管癌切除症例147例を前期群(2003年以前,52例)と後期群(2004以降,95例)に分け,患者背景,累積生存,周術期・再発時の治療を比較検討した.予後不良群のサブグループ解析を行った.【結果】年齢,領域リンパ節転移,肝内転移,血管侵襲,胆管侵襲,R0手術率,morbidityおよびmortalityは同等であったが,漿膜浸潤,stage III/IV症例は後期群が少なかった.肝内再発,リンパ節転移,肺転移が主な再発であり,両群とも全身化学療法が行われていた.後期群は累積生存を改善しており(生存期間中央値:17.1ヶ月 vs 61.8ヶ月, p<0.001),予後不良群のHazard Riskを下げていたが,リンパ節転移・肝内転移が予後不良因子であった.【結語】肝内胆管癌の切除後の成績は改善されているが,リンパ節転移・肝内転移症例に対する治療戦略が課題である.
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