演題

OP-165-3

cholangiolocelluler type混合型肝癌の臨床病理学的特徴と切除後の予後

[演者] 松田 政徳:1
[著者] 雨宮 秀武:1, 渡邉 光章:1, 川井田 博充:1, 河野 寛:1, 藤井 秀樹:1
1:山梨大学第一外科

はじめに:混合型肝癌のcholangiolocelluler type (CoCT)は極めて稀で、臨床病理学的特徴や切除後の予後の報告はない。対象:2000年から12年間の肝癌320例を対象とした。結果:細胆管細胞癌症例は11例で、重複癌を除くCoCT症例は8例(2.5%)であった。男性6、女性2名。平均年齢69.6(50-79)歳。HCV陽性例は2例(25%)、全例Child Aであった。CEA、CA19-9異常例はそれぞれ2例(25%)、3例(38%)であった。腫瘍は1例を除き単発で、平均腫瘍径は3.5 (2.4-5.1) cmであった。脈管侵襲は5例(63%)、リンパ節転移は1例(13%)、慢性肝炎は6例(75%)に認めた。肝切除後の無再発生存率と生存率(1、3、5年)はそれぞれ、63、63、63%と100、75、75%であった。無再発生存率と生存率に関与する因子は、ともに腫瘍径(>3.0cm)とCA19-9 (>37U/ml)であった(p<0.01)。考察:CoCTは稀な混合型肝癌で、小型でCA19-9値正常例では肝切除により比較的良好な予後が期待できる。
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