演題

OP-165-2

肝内胆管癌組織内における線維化メカニズムの免疫組織学的考察

[演者] 宇山 直樹:1
[著者] 裵 正寛:1, 中村 育夫:1, 近藤 祐一:1, 鈴村 和大:1, 麻野 泰包:1, 岡田 敏弘:1, 平野 公通:1, 山中 潤一:1, 飯室 勇二:1, 藤元 治朗:1
1:兵庫医科大学肝胆膵外科

(目的)肝内胆管癌内に存在する豊富な線維化の合成メカニズムに関しては詳しく検討されていない。今回我々は、肝内胆管癌組織内に存在する細胞外マトリックス、線維化関連増殖因子及びその受容体の発現を調べ、肝内胆管癌内線維化メカニズムついて検討した。(方法) 肝内胆管癌10例の腫瘍部の組織検体を用いて1-4型コラーゲンの免疫染色を行った。次に、PDGF-A,B,C,D, CTGF, TGF-betaおよびPDGF(alpha)受容体, PDGF(beta)受容体, TGF beta受容体に関して免疫染色を行った。(結果)免疫染色では肝内胆管癌間質には1,3,4型コラーゲンの蓄積を認め、PDGF-B、PDGF-C、CTGFの発現を癌細胞に認めた。また、PDGF(alpha)受容体, PDGF(beta)受容体の発現を主に間質線維芽細胞にみとめた。(考察)肝内胆管癌間質に、1,3,4型コラーゲンの蓄積を認め、そのメカニズとして癌細胞が産生するPDGF-B,PDGF-C、CTGFが間質内線維芽細胞に働いている可能性が考えられた。
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