演題

OP-165-1

肝内胆管癌におけるNAD(P)H:quinine oxidoreductase-1発現に関する臨床病理学的検討

[演者] 須藤 翔:1
[著者] 油座 築:1, 相馬 大輝:1, 岡部 康之:1, 廣瀬 雄己:1, 森本 悠太:1, 三浦 宏平:1, 佐藤 良平:1, 滝沢 一泰:1, 永橋 昌幸:1, 坂田 純:1, 小林 隆:1, 亀山 仁史:1, 皆川 昌広:1, 小杉 伸一:1, 小山 諭:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【目的】肝内胆管癌におけるnuclear factor erythroid 2-related factor 2(Nrf2)およびNAD(P)H: quinone oxidoreductase-1(NQO1)発現と,予後との関連を明らかにする.【方法】肝内胆管癌43切除例をNrf2およびNQO1発現陽性・欠失に分類.NQO1発現欠失例は,遺伝子多型によるPolymorphism群と,腫瘍細胞のみ欠失したNQO1発現陰性化群に分類.13種類の臨床病理学的因子に関して解析.【結果】Nrf2発現陽性31例・欠失12例,NQO1発現陽性28例・欠失15例.NQO1発現欠失群の累積3年生存率(3生率)は13%で,発現陽性群(3生率60%)より成績不良(P=0.009).NQO1発現陰性化群5例は3生率0%,Polymorphism群10例は3生率30%であった.多変量解析ではリンパ節転移,遠隔転移,NQO1発現欠失(P<0.001)が独立した予後不良因子であった.【結論】NQO1発現欠失は肝内胆管癌における独立した予後不良因子である.遺伝子多型に依らずNQO1発現が陰性化した症例の予後はより不良である.
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