演題

OP-163-7

生体肝移植後の制御性T細胞とマイクロキメリズムの相関

[演者] 内海 方嗣:1
[著者] 高木 章乃夫:2, 高木 弘誠:1, 杭瀬 崇:1, 信岡 大輔:1, 吉田 龍一:1, 楳田 祐三:1, 篠浦 先:1, 藤原 俊義:3, 八木 孝仁:1
1:岡山大学肝胆膵外科, 2:岡山大学 消化器内科, 3:岡山大学消化器外科

背景肝移植後のMicrochimerism (MC)が免疫制御と関与していることが示唆されているが詳細は不明である。今回、移植後C型肝炎患者の末梢血中の各細胞(CD4+ cell, Monocyte,NK cell, B cell,CD56- cell,Treg)の MCと病態について関連について検討を行った。対象と方法肝移植術後のC型肝炎患者を対象とした。末梢血中のTregの頻度はFACSを用いて測定し、また末梢血中の各細胞のMCはHLA-Flow法で測定した。結果Tregの頻度がウイルス駆除後に低下し、Type 1 制御性T細胞(Tr1)の頻度はウイルス陽性PNALTで低下していた。Treg、Tr1でCD4+TcellのMCとの関連ではTr1で正の相関を認めた。各細胞のMCについては移植後C型肝炎沈静化症例では移植後活動性肝炎症例と比較してCD4(+) cell, NK cell, B cellとCD56(-) cellでMC が低値であった。結論再発C型肝炎の活動性コントロールに有用な可能性があるTr1抑制にはLow-MCが望ましい。
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