演題

OP-163-1

成人肝移植症例におけるタクロリムス徐放製剤の術後早期導入の試み

[演者] 今井 寿:1
[著者] 亀井 秀弥:1, 大西 康晴:1, 小倉 靖弘:1
1:名古屋大学移植外科

【緒言】成人肝移植入院期間中のタクロリムス徐放製剤導入の功罪を検討した。【方法】2014年5月より、成人肝移植入院期間中にタクロリムス徐放製剤への切り替え導入を行い、血中濃度、有害事象を調査した。【結果】(症例1)57歳、女性、C型肝硬変。術後19病日に導入。腎障害軽減のため2mg/日から0.5mg/日まで減量した。(症例2)28歳、男性、Wilson病。術後21病日に導入。有害事象なし。血中濃度が低下し、1mg増量。(症例3)60歳、男性、肝硬変。術後43病日に導入。有害事象なし。血中濃度が低下し、0.5mg増量。(症例4)58歳、女性、C型肝硬変。術後33病日に導入。有害事象なし。血中濃度は低下したが増量なし。【考察】腎機能障害で減量した症例を含めて全例血中濃度の低下を認めたが、拒絶反応は発生しなかった。肝移植入院期間中のタクロリムス徐放製剤への切り替えは安全に実施可能と考えられた。
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