演題

OP-162-8

術前3D画像を応用した下大静脈、肝静脈切除・再建を伴う肝切除

[演者] 武田 和永:1
[著者] 中山 岳龍:1, 浅野 史雄:1, 澤田 雄:1, 大田 洋平:1, 本間 祐樹:1, 森 隆太郎:1, 熊本 宜文:1, 松山 隆生:1, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学 消化器・腫瘍外科

【目的】下大静脈、肝静脈浸潤陽性の転移性肝癌症例に対し、血行再建を行った症例の成績を明らかにする。【対象と方法】20例に対し下大静脈、肝静脈血管合併切除・再建を伴う肝切除術を行った。術前3D画像を用いて、腫瘍と被浸潤主要血管の立体的な位置関係を把握。【結果】肝静脈の再建;摘出肝の門脈を用いた端々吻合(n=2)、パッチ再建(n=2)、直接端々吻合(n=7)、人工血管端々吻合(n=2)。肝静脈切除した場合の予想肝切除量は61.6±13.0%であったが、肝静脈再建によって予想肝切除量は37.9±8.74%に減少。下大静脈の再建;単純閉鎖(n=5)、人工血管再建(n=2)。下大静脈における人工血管を用いた再建では、血行完全遮断時間が37.5±0.7分であり、体外循環を使用せず。周術期因子において、非再建群と比較して差を認めず、5年生存率も差を認めず。【結語】下大静脈・肝静脈再建を伴う転移性肝癌手術は十分な準備下に、安全に施行可能。
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