演題

OP-162-5

Augmented Reality技術を使用したナビゲーションシステムの腹腔鏡手術への応用

[演者] 安田 淳吾:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 岡本 友好:1, 恩田 真二:1, 藤岡 秀一:1, 鈴木 文武:1, 船水 尚武:1, 大木 隆生:1, 鈴木 直樹:2, 服部 麻木:2
1:東京慈恵会医科大学外科, 2:東京慈恵会医科大学第三病院高次元医用画像工学研究所

【背景と目的】Augmented Reality技術を使用したナビゲーションシステムを開発し,開腹の肝胆膵手術に対して臨床応用を報告してきた.今回腹腔鏡手術への臨床応用を開始したので,成績,問題点について報告する.【対象と方法】対象は当システムを利用し腹腔鏡手術を行った5例で, 3D画像を作成し,registrationを施行し,モニター上に3D重畳表示し3Dメガネにて観察した.registrationの位置,平均誤差,視認性,有用性について開腹18例と比較した.【結果】平均誤差は開腹 (5.5mm)と比べ腹腔鏡(7.3mm)と大きかった.視認性は3D画面では立体視が可能であった.有用性は気腹や臓器の把持でずれが生じ開腹に比べ精度が落ちたが,固定された尾状葉の腫瘍には有用であった.【結語】腹腔鏡手術における当システムは,現時点では精度に問題があり,registrationの方法,臓器変形モデルへの対応が急務であるが,目標臓器によっては手術効率向上の可能性が示唆された.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版