演題

OP-162-3

肝切除におけるICG蛍光法の有用性

[演者] 細田 洋平:1
[著者] 金 鏞国:1, 西野 将矢:1, 岡野 美穂:1, 永井 健一:1, 安井 昌義:1, 辻仲 利政:1
1:市立貝塚病院外科

【はじめに】至適な肝切除ラインを把握するためには,術前画像で十分に解剖学的な位置関係を把握すること,肝表のdemarcation lineを正しく把握することや術中エコーなどで区域間を走る静脈枝をメルクマールとして肝実質の切離を行うことなどが重要と考えられる.【対象と方法】ICG蛍光法(赤外線カメラで観察)を用いた肝切除手術を行った.【結果】術前・術中診断困難であった肝表面の病変が赤外線カメラで観察すると描出された.またグリソン結紮による虚血境界線描出後にICG蛍光法を行うと虚血境界線と比べてより明瞭に門脈支配領域が観察できた.【考察・結語】赤外線カメラを用いたICG蛍光法は,肝切除において腫瘍や亜区域の同定するための肝臓手術ナビゲーションとして有用であり,正しい切除ラインで解剖学的肝切除を行うことによりさらなる手術成績の向上が期待できるものと考えられた.
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