演題

OP-161-8

スフィンゴシン1リン酸はAkt経路を介してヒト肝類洞内皮細胞のアポトーシスを抑制する

[演者] 野渡 剛之:1
[著者] 岩崎 健一:1, 中山 健:1, 松村 英樹:1, 佐野 直樹:1, 黒川 友博:1, 村田 聡一郎:1, 大河内 信弘:1
1:筑波大学消化器外科

【目的】肝類洞内皮細胞(LSEC)に対するS1Pの作用を解明し,新規肝疾患治療の可能性を検討すること.【方法】S1PとStaurosporineを不死化ヒトLSEC株であるTMNK-1に添加し,以下の項目を検討した.ⅰ)増殖系シグナル.ⅱ)抗アポトーシス効果と関連蛋白の発現.ⅲ)Akt,ERKの関与(PI3K,MAPK阻害剤を使用).【成績】ⅰ)S1PはTMNK-1のAkt,ERKを活性化した.ⅱ)S1PはTMNK-1のアポトーシスを抑制した.ⅲ)PI3K阻害でS1Pの抗アポトーシス効果は消失した.【結論】S1PはAkt経路を介してヒトLSECのアポトーシスを抑制した.S1PはLSECを標的とした新規肝疾患治療に応用できる可能性が示唆された.
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