演題

OP-161-6

血清中糖鎖蛋白WFA-M2BPの発現の分子機序と線維化マーカーとしての意義

[演者] 別城 悠樹:1
[著者] 栗原 健:1, 吉田 佳弘:1, 今井 大祐:1, 王 歓林:1, 木村 光一:1, 松本 佳大:1, 武石 一樹:1, 伊藤 心二:1, 播本 憲史:1, 山下 洋市:1, 池上 徹:1, 吉住 朋晴:1, 川中 博文:1, 調 憲:1, 前原 喜彦:1
1:九州大学消化器・総合外科

【背景】近年、血清中の糖鎖蛋白(WFA-M2BP)が肝線維化を反映することが報告された。今回、臨床検体を用いてWFA-M2BPの線維化予測における有用性と機序を明らかにする目的で以下の検討を行った。【対象】当科における肝切除および肝移植例200例。【方法】血清中のWFA-M2BPを測定する。組織標本の免疫染色によりWFA-M2BPを発現する細胞を同定し、WFA-M2BP発現の条件を検討する。 【結果】血清中WFA-M2BPは、線維化の進行に伴い上昇した。ヒアルロン酸、4型コラーゲンに比べて診断能にすぐれ、VTTQと同等の有用性であった。切除標本の免疫染色ではCD68と共染色を認めた。線維化の原因とされる肝星細胞は、WFA-M2BPの発現を認めたがTGF-βによる刺激の変化を認めなかった。【結論】WFA-M2BPは肝線維化との相関を認め、クッパー細胞による肝線維化への影響が示唆された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版