演題

OP-161-5

胆管空腸吻合ラットモデルを用いた肝切除周術期における増悪因子の検討

[演者] 高木 健裕:1
[著者] 横山 幸浩:1, 江畑 智希:1, 國料 俊男:1, 角田 伸行:1, 伊神 剛:1, 菅原 元:1, 深谷 昌秀:1, 上原 圭介:1, 水野 隆史:1, 山口 淳平:1, 梛野 正人:1
1:名古屋大学腫瘍外科

背景:肝外胆管切除・胆管空腸吻合が肝再生率などの周術期に及ぼす影響はあまり検討されていない。目的:胆管空腸吻合の周術期への影響を検討。方法:1.胆管空腸吻合を伴う肝右葉切除(n=24)と胆管空腸吻合を伴わない肝右葉切除(n=21)の肝再生率、肝不全等を検討する。2.ラット70%肝切除モデル(Hx group n=6)と70%肝切除、胆管空腸吻合モデル(Hx+CJ group n=6)を作成し、肝再生率、残肝標本の病理学的検討、炎症・肝再生関連サイトカインの検討を行う。結果:1.胆管空腸吻合を伴う肝右葉切除では肝再生率が有意に低く、術後感染症や肝不全は有意に多く認められた。2.ラットHx+CJ groupの術後肝再生率は有意に低く、残肝では胆管周囲に好中球浸潤、炎症関連サイトカインの有意な発現亢進、肝再生関連サイトカインの有意な発現低下を認めた。考察:胆管空腸吻合は炎症を促進し、肝再生を抑制しており、胆管空腸吻合は周術期の増悪因子と示唆された。
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