演題

OP-161-4

nonB nonC肝細胞癌における飽和脂肪酸組成変化

[演者] 柴崎 泰:1
[著者] 坂口 孝宣:1, 木内 亮太:1, 武田 真:1, 平出 貴乗:1, 森田 剛文:1, 鈴木 淳司:1, 菊池 寛利:1, 鈴木 昌八:2, 瀬藤 光利:3, 今野 弘之:1
1:浜松医科大学第二外科, 2:磐田市立総合病院外科, 3:浜松医科大学分子解剖学

【背景】近年増加傾向にあるNASH由来HCC患者は高脂血症を持つ割合が高い。我々は飽和脂肪酸パルミチン酸(P, C16:0)をステアリン酸(S, C18:0)へ変換する酵素elovl6が非B 非C HCCで発現上昇していることを報告した。Pが小胞体ストレスから細胞毒性をもたらすことを考慮し、elovl6のC18:0伸長反応による癌細胞への影響を解析した。【方法】3種類の肝癌細胞株を飽和脂肪酸高濃度下で培養、ER stress変化、増殖能の変化、elovl6 knock downによる影響を検討【結果】飽和脂肪酸濃度に相関して24時間後apoptosis 関連タンパク(カスパーゼ、PARP)発現が低下。Elovl6 knock downで72時間後増殖能は有意に低下した。【考察】NASH由来HCC癌細胞は高濃度飽和脂肪酸状況下でelovl6によりapoptosisを回避、増殖能を増強している可能性が示唆された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版