演題

SY-8-6

肝細胞癌に対する完全腹腔鏡下系統的肝切除術—グリソン一括処理による術式の定型化—

[演者] 金沢 景繁:1
[著者] 塚本 忠司:1, 清水 貞利:1, 村田 哲洋:1, 栄 政之:1, 渡部 智加:2, 山根 心:2, 田嶋 哲三:2, 出口 惣大:2, 後藤 航:2, 小塚 雅也:2, 吉井 真美:2, 李 友浩:2, 田内 潤:2, 栗原 重明:2, 日月 亜紀子:2, 玉森 豊:2, 山本 篤:2, 井上 透:2, 山下 好人:2, 西口 幸雄:2
1:大阪市立総合医療センター肝胆膵外科, 2:大阪市立総合医療センター消化器外科

【はじめに】肝細胞癌(以下HCC)に対するグリソン一括処理による完全腹腔鏡下系統的肝切除の手術手技を供覧する.【手術手技】術前画像支援ソフトにより,グリソンの分岐形態,腫瘍と脈管との位置関係等をシミュレーションしておく.術中はPringle法による肝流入血行遮断下に,原則肝門部からグリソンを剥離してき処理もしくは先行結紮し,出現したdemarkation lineに沿って肝離断を行う.背側の肝離断はLiver Hanging maneuverを腹腔鏡下に適応する.【結果】これまでHCCに対する完全腹腔鏡下系統的肝切除を85例に施行.4例をのぞき全てグリソン一括処理で施行.外側区域切除を除いた62例の手術時間,出血量の中央値はそれぞれ508分,340mlで,3例にRCCの輸血を要した.術後合併症を6例に認め,術後在院日数の中央値は11日であった. 【結論】HCCに対するグリソン一括処理による完全腹腔鏡下系統的肝切除術は,安全に定型化可能であると考えられた.
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