演題

OP-160-2

M-CSFの肝細胞癌発症への関与と、新規分子標的治療への応用

[演者] 赤澤 祥弘:1
[著者] 河野 寛:1, 平山 和義:1, 中田 祐紀:1, 福島 久貴:1, 若菜 弘幸:1, 藤井 秀樹:1
1:山梨大学第一外科

【目的】M-CSF受容体拮抗剤の肝細胞癌発症と増殖抑制への効果、Mと新生血管因子との関連を検討。【方法】C3H/HeNmouseに同系HCC株を皮下移植しM-CSF受容体阻害薬(GW)投与、腫瘍増大速度とM-CSF発現、新生血管発現を検討。化学物質肝発癌モデルを作製し、同様にGW投与効果を検討。肝Mを分離、M-CSF存在下で培養後に培養液中のVEGF値を測定、同条件下で血管内皮細胞(VEC)の増殖を検討。【結果】GW群はコントロール群に比べて腫瘍増大速度は有意に抑制。背景肝M-CSFと新生血管発現は減少、M2/M1 Mφ比率は増加。肝発癌モデルでGW群はC群と比較し腫瘍数と最大径が有意に低下。M-CSF存在下で肝MはVEGFを産生しM-CSF存在下で肝Mと共培養されたVECが増殖速度は最も亢進。【結論】肝細胞癌におけるM-CSFを分子標的とした新規治療の有効性を期待される。
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