演題

OP-160-1

肝細胞癌におけるAdenomatous polyposis coli結合蛋白EB1の新規バイオマーカーとしての可能性

[演者] 相山 健:1
[著者] 横尾 英樹:1, 折茂 達也:1, 大畑 多嘉宣:1, 畑中 佳奈子:2, 畑中 豊:2, 松野 吉宏:2, 高橋 秀徳:1, 若山 顕治:1, 柿坂 達彦:1, 敦賀 陽介:1, 蒲池 浩文:1, 神山 俊哉:1, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I, 2:北海道大学病理部

【背景】我々はプロテオミクス解析でAdenomatous polyposis coli結合蛋白EB1(以下EB1)が肝細胞癌(以下HCC)の細胞株・組織に高発現し、悪性度と関連することを報告した。【目的】HCCにおけるEB1の予後・再発予測因子としての有用性を確立し、その分子機構を明らかにする。【対象・方法】(1) 235例の初発HCC根治切除症例で免疫組織化学染色を行い、臨床病理学的因子との相関関係や予後再発におけるEB1発現の意義を解析した。(2)EB1が高発現しているHCC細胞株HLFで増殖や遊走、浸潤能アッセイを行った。【結果】(1)高発現群は分化度、AFP、門脈浸潤と有意な相関関係を示した(P<0.05)。また、全生存率は高発現群で有意に不良(P<0.0001)であり、再発率も高発現群で有意に高かった(P<0.0001)。(2)siRNAでEB1の発現を抑制すると、有意に増殖・遊走・浸潤能が低下した(P<0.05)。【まとめ】EB1はHCCで新規バイオマーカーとしての可能性が示唆された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版