演題

OP-158-6

膵頭十二指腸切除術におけるドレーン留置方法と合併症に関する検討

[演者] 山木 壮:1
[著者] 里井 壯平:1, 柳本 泰明:1, 山本 智久:1, 廣岡 智:1, 良田 大典:1, 道浦 拓:1, 井上 健太郎:1, 松井 陽一:1, 權 雅憲:1
1:関西医科大学外科

目的当科における膵頭十二指腸切除術(PD)のドレーン留置位置と術後合併症の変化について検討した。方法対象は2006年4月〜2012年6月までに行ったPD連続253名である。ドレーンは2010年1月までは左右より膵空腸吻合部(PJ)後面に2本(前期144名)、2010年2月からは右側からのみ1本(後期119名)留置した。前後期の合併症を比較検討した。結果前後期の背景因子の比較では、後期で年齢が有意に高かったが、疾患の良悪性比率、疾患分類(膵疾患:その他)、膵管径については有意な差は認めなかった。術後合併症の比較では、全合併症・全膵瘻・Grade B/C膵液瘻に有意差はなかったが(膵瘻36.8 v.s. 33.6% p=0.590、Grade B/C 12.5 v.s. 16.8% p=0.324)、腹腔内膿瘍が増加傾向を認めた(6.9 v.s. 11.7% p=0.178)。結語PD術後のドレーン留置本数の減少は、術後合併症の有意な増加の原因にはならなかったが、PJ前面のドレナージ不良を増加させた可能性が考えられた。
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