演題

OP-157-6

膵頭十二指腸切除術クリニカルパスの検討

[演者] 山村 謙介:1
[著者] 尾﨑 宣之:1, 清水 健次:1, 小川 克大:1, 岩槻 政晃:1, 田中 秀幸:1, 杉山 眞一:1, 緒方 健一:1, 土居 浩一:1, 髙森 啓史:1
1:済生会熊本病院外科センター

【背景と目的】膵頭十二指腸切除術(PD)は合併症発生率が高く、そのためクリニカルパス(CP)の導入は遅れており、その周術期管理は主治医の判断によるところが大きい。PDの周術期管理を標準化・効率化する目的でCPを導入し、導入前後での短期アウトカムを比較しパスの有用性を検討した。【対象と方法】当院で行ったPD60例を対象とし、CP導入前(前群)51例と導入後(後群)9例を比較検討した。【結果】両群間の患者背景に有意差を認めなかった。主治医の平均経験年数は前群/後群=19年/9年と後群が有意に低かった(P=0.029)。全合併症発生率や平均ドレーン抜去日、経口摂取開始日はCP導入前後で有意差を認めなかった。平均術後在院日数は前群/後群=23日(13~95日)/18日(13~46日)でCP導入後が短い傾向にあった。【まとめ】CP導入前後で経験年数の異なる外科医が術後管理を行ったにも関わらず、同等の術後管理が可能であり、CPは周術期管理の標準化に有用であった。
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