演題

OP-157-5

膵頭十二指腸切除術におけるFast-track surgery導入の取り組み

[演者] 岡田 恭穂:1
[著者] 元井 冬彦:1, 吉田 寛:1, 水間 正道:1, 林 洋毅:1, 中川 圭:2, 川口 桂:1, 益田 邦洋:1, 石田 晶玄:1, 岡田 良:1, 藪内 伸一:1, 深瀬 耕二:1, 大塚 英郎:1, 森川 孝則:1, 内藤 剛:3, 片寄 友:2, 海野 倫明:1
1:東北大学消化器外科, 2:東北大学統合がん治療外科, 3:東北大学胃腸外科

【目的】2010年より当科では、膵頭十二指腸切除(PD)にクリニカルパスにFast-track surgeryの概念を導入した。導入が周術期管理に与えた効果を検証する。【対象・方法】PDパス改訂は禁食期間の縮小、術前処置の簡略化、ドレーン留置数・期間の減少、栄養療法の充実、極早期のリハビリテーションを重視した。PD施行292例を対象とし、改訂前(A群)105例と改訂後(B群)181例に区分し、栄養指標の変化、バリアンス発生頻度と術後在院日数などを比較解析した。【結果】バリアンス項目の発生、Grade分布も有意差はなかった。経口摂取開始までの中央値は短縮を示し、術後在院日数は同等であった。術後体重減少も抑制された。栄養指標の変動は有意差はなかったがドレーン留置期間は短縮した。パス逸脱率は同等であった。【結論】Fast-track surgery概念導入により禁食期間・ドレーン留置期間が短縮し、バリアンス発生や術後在院日数にも影響なく運用し得た。
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