演題

OP-157-3

膵頭十二指腸切除術におけるFast-Track management

[演者] 小林 慎二郎:1
[著者] 嶋田 仁:1, 大島 隆一:1, 土橋 篤仁:1, 森 修三:1, 星野 博之:1, 瀬上 航平:1, 片山 真史:1, 小泉 哲:1, 大坪 毅人:1
1:聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科

【緒言】我々はこれまでに膵頭十二指腸切除術(PD)におけるFast-Track management(FT)の有用性を報告してきた(World Journal of Surgery,2014).FT導入後GradeB/Cの膵瘻は27.8から9%に減少(P=0.001),術後在院期間も36.3から21.9日に短縮した(P=0.001).今回早期からの経口栄養管理と血清蛋白について検討.【対象と方法】従来型周術期管理の90例(従来群)とFT管理の140例(FT群)で術後経過と血清蛋白(TP,Alb,PA,CRP)を検討. 【結果】FT群の膵瘻発生率は既報よりさらに低下し7.1%.経口摂取開始は従来群8.3日,FT群2.6日(P<0.01). 手術時間と出血量は従来群438分,1089ml,FT群456分,933ml(N.S).血清蛋白は14日目のAlbだけFT群が高値で,CRP(mg/dl)は1,2,3,7,14日目で従来群が7.0, 13.3, 10.1, 4.1, 3.5,FT群では7.2, 13.3, 9.0, 5.1, 2.3 (N.S).【考察・結論】手術侵襲が軽減していないので血液栄養指標には差がなく,免疫力低下を抑えることが早期回復につながる.
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