演題

OP-157-2

当科における膵頭十二指腸切除術におけるERAS(術後回復力強化:Enhanced recovery after surgery)の取り組み

[演者] 高木 弘誠:1
[著者] 吉田 龍一:1, 杭瀬 崇:1, 内海 方嗣:1, 信岡 大輔:1, 楳田 祐三:1, 篠浦 先:1, 八木 孝仁:1, 藤原 俊義:1
1:岡山大学消化器外科

我々は,以下の3点を特に重視しPD周術期におけるERASに取組んでいる.①術中輸液制限:輸液基本投与量を3ml/kg/hrに設定,循環動態把握目的にSVI(stroke volume index)を持続モニタリングし合理的輸液制限を施行.②積極的リハビリテーション:術前後と切れ目のないリハビリ介入を専門理学療法士にて施行.③早期経管栄養・経口摂取:経管栄養は術翌日より開始,食事は術後4日目より開始.その他の取組みとして,周術期カウンセリング・禁煙禁酒指導・術前免疫賦活剤内服・腸管前処置なし・術中体温管理・Synbiotics療法・厳重な血糖管理・早期尿道カテーテル抜去・早期ドレーン抜去・疼痛管理・抗血栓療法などを施行している.これらの多元的取組み(ERASプロトコール)の安全性と有効性を検証することを目的に,我々は従来管理群とERASプロトコール施行群とのRCTを施行中である.本試験の取組み状況を中心に報告する.
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