演題

OP-157-1

膵頭十二指腸切除術における膵液瘻発生に肥満およびサルコペニアが及ぼす影響

[演者] 斎藤 拓朗:1
[著者] 添田 暢俊:1, 浅野 宏:1, 竹重 俊幸:1, 高間 朗:1, 渡部 晶之:1, 五十畑 則之:2, 遠藤 俊吾:2
1:福島県立医科大学会津医療センター外科, 2:福島県立医科大学会津医療センター小腸大腸肛門科

【目的】、膵頭十二指腸切除術後膵液瘻と肥満およびサルコペニアの関係について検討した。【方法】対象は膵頭十二指腸切除術症例34例。肥満はBMIおよびCTにおけるウエストサイズ、内臓脂肪面積(VFA)内臓脂肪皮下脂肪比、サルコペニアは調整総腸腰筋面積(TPA)により評価。これらの因子および出血量、手術時間について、ISGPF分類grade B/Cの膵液瘻の発生に及ぼす影響を検討。【結果】6例(17%)に膵液瘻を発症。膵液瘻症例では非膵液瘻症例に比して出血量が有意に多かった(p<0.05)。肥満率は評価法により異なり、BMI 21%、ウエストサイズ26%、VFA38%、VFA ratio67%。このうちVFA100m2以上では100m2未満に比して有意に膵液瘻の発生率が高かった(VFA100m2以上6/13例、VFA100m2未満0/21、p<0.001)。nTPA:500mm2/m2未満は2症例でいずれも膵液瘻を認めなかった。【結論】VFA:100m2以上はgrade B/Cの膵液瘻発生の危険性を予測しうる可能性がある。
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