演題

OP-156-8

膵癌における審査腹腔鏡の適応基準の検討

[演者] 甲賀 淳史:1
[著者] 杉浦 禎一:1, 岡村 行泰:1, 伊藤 貴明:1, 山本 有祐:1, 蘆田 良:1, 上村 直:1, 宮田 隆司:1, 白井 久也:1, 高木 哲彦:1, 三原 規奬:1, 大木 克久:1, 内田 恒之:1, 坂東 悦郎:2, 寺島 雅典:2, 絹笠 祐介:2, 上坂 克彦:1
1:静岡県立静岡がんセンター肝胆膵外科, 2:静岡県立静岡がんセンター消化器外科

【背景】審査腹腔鏡は微小な腹膜播種や肝転移の診断に有用と考えられるが、膵癌症例における適応に明確な基準はない.【方法】2009年から2013年に膵癌に対し根治切除を企図した248例を対象とした.このうち腹腔洗浄細胞診陽性あるいは腹膜播種陽性は30例(CY/P群),肝転移陽性は9例(H群)であった.各群をこれらの因子を認めなかった症例群と比較し単変量・多変量解析を行い,その危険因子を検討した.【結果】CY/P群においては,単変量解析および多変量解析で動脈浸潤,CA19-9≧1500U/ml,腫瘍径≧30mm,好中球リンパ球比(NLR)≧3.5が有意な危険因子であった.一方,H群では危険因子を見い出せなかった.【結語】動脈浸潤,腫瘍径≧30mm,CA19-9≧1500U/ml,NLR≧3.5は審査腹腔鏡が有用と考える.肝転移に関しては予測困難であると推測された.
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