演題

OP-156-7

切除不能膵頭部領域癌に対する緩和的バイパス術の治療成績

[演者] 辻田 英司:1
[著者] 池田 泰治:1, 金城 直:1, 河野 浩幸:1, 山口 将平:1, 江頭 明典:1, 南 一仁:1, 山本 学:1, 久野 晃聖:2, 古川 正幸:2, 森田 勝:1, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1
1:国立病院九州がんセンター消化器外科, 2:九州がんセンター 消化器・肝胆膵内科

【目的】当院における切除不能膵癌に対する緩和的消化管バイパス手術の成績を検討した。【対象】2000年1月から2016年8月までの32例。【方法】患者背景因子と術後生存期間、自宅退院の有無について単変量、多変量解析を行った。【結果】全32例がStage IV(UICC)。術式は胃・空腸吻合26例、十二指腸・空腸吻合6例の中で、胆道とのダブルバイパスを20例に施行。術後合併症は吻合部潰瘍、肺炎、癒着性イレウス各1例。術後抗癌剤治療は20例に施行。18例が自宅退院可能だったが、14例はBSCへ移行。術後生存期間は平均5.4カ月。年齢、遠隔転移、NLR、Hb、mGPS、CONUTの6項目が有意(p<0.05)に自宅退院、術後累積生存と相関し、年齢とmGPSが自宅退院の独立因子、mGPSのみが累積生存の独立予後因子。【結語】mGPSは予後予測に有用で、治療法の選択を行う上で評価の一つになり得ると考えられた。
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