演題

OP-156-5

当院での浸潤性膵管癌術後長期生存例の検討

[演者] 川井田 博充:1
[著者] 渡辺 光章:1, 雨宮 秀武:1, 河野 寛:1, 松田 政徳:1, 藤井 秀樹:1
1:山梨大学第一外科

【背景と目的】膵癌の治療成績は依然として不良である。我々は術後5年以上生存が得られた膵癌切除症例について予後因子を検討した。【対象と方法】2001年9月から2011年12月までに当科で行われた浸潤性膵管癌108例を対象とし5年生存例(A群14例)と5年未満死亡例(B群83例)との検討を行った。【結果】全症例の年齢中央値は70歳、男女比は56:41、MSTは20.4ヶ月、5年生存率は20.9%だった。A群とB群で腫瘍径に有意差は認めず、病理組織学的因子ではS(-)、PV(-)、N0、ly0、v0、ne0で有意差を認めた。多変量解析ではly0のみが抽出された。術後3ヶ月のCA19-9はA群9.0±1.5U/ml、B群401.2±260.5U/mlでありA群が少ない傾向にあった。【結論】リンパ管侵襲のない症例、術後CA19−9が基準値内であれば長期予後が期待できる可能性がある。
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